市村ただみつです。
令和6年度になり、また市長が代わり、初めての総括質問をさせていただく機会を得ました。質問項目は以下のとおりです。
1 教育行政について
(1)学校現場の欠員状況
(2)特別支援学級児童数の現状と課題
(3)特別支援学級の年度途中入級
(4)通学路の安全対策
(5)教育費予算配分の方向性
2 不登校支援について
(1)不登校の現状と課題
(2)教育支援教室の利用状況
(3)教育支援教室等利用者支援事業補助金
(4)オンライン支援事業
3 空き家について
(1)まえばし空き家バンク
(2)相続登記申請義務化の影響
4 自治会について
(1)集会施設等整備費補助金
(2)各種申請に係る負担軽減
質問録画はこちら
https://maebashi-gikai.gijiroku.com/g08_Video_View_s.asp…
今回は、学校現場の課題を中心に議論をさせていただきました。前橋市では、本年6月から中学校給食費の完全無償化がスタートし、サマーレビュー(夏の事業総点検)の後、段階的に小学校給食費の無償化を目指す方針が出されております。
給食費の無償化を進めることは、前橋市が子どもをしっかり支援するメッセージにもなり、個人的には賛成です。私自身も中学生を抱える親として、大変有り難いと感じています。
ただ給食費の無償化を実施するためには大きな予算が必要になり、他の事業への影響も懸念されております。
特に学校現場の人手不足の問題や通学路の整備等、教育予算という同じ枠組みの中で考えたとき、何を優先するのかという視点において、学校現場からさまざまな声を聞いておりました。
さまざまな声を受け、私が議会の場でお願いしたことは以下のとおりです。
課題解決に向け実施するすべての事業には何かしらの効果や意味があると同時に、必ず賛否があるものであると思っています。 例えば、先月より実施された中学校の給食費無償化においても、私を含め中学生の子どもを抱える保護者からは喜びの声が多数届いている一方で、 修学援助制度で十分ではないのか、もっと学校現場への支援を充実するべ きではないのか等、それぞれの視点・立場からさまざまな声が届いており ます。今後本市は小学校の給食費無償化に向けて動き出していくと思いますが、本市の抱える課題や現状を認識していただき、限られた予算の中で、 今、本市において本当に必要な事業は何なのかをしっかり検討していただくよう、お願い申し上げます。