〜 市役所職員編 〜
市村ただみつは約10年間、市役所職員として福祉と税務、土木行政に携わってきました。
東日本大震災のあった平成23年に高崎市役所に入庁し、児童福祉を担当するこども家庭課に配属され4年間在籍しました。主に児童手当や児童扶養手当等の支給業務を担当し、子どものいるさまざまな状況を抱えた方に対して、申請書の審査や相談などの業務に従事しました。ここで多くの母子家庭に出会ったことか
特定非営利活動法人ターサ・エデュケーションを設立するきっかけの1つになりました。
その後市民税を徴収する納税課に異動し5年間在籍しました。主に納税相談業務を担当し、多くの高齢者や若者、自営業者の納付相談業務に従事しました。生活が大変な方も少なくなく、納税できる方法を一緒に考えてきました。
そして今年度、市役所職員として最後に配属された部署が管理課でした。主に道水路の管理や浸水対策業務を担当し、大雨時に床下浸水等の被害を防ぐための聞き取りや工事の調整業務に従事しました。今まで気づかなかったインフラ整備の重要性を認識することができました。
この10年間があったからこそ、行政の役割や責任を身をもって知ることができました。
そして、たくさんの仲間もできました。
これからは市役所職員としての経験を前橋市で生かしていきます。