私は、平成27年7月に子どもの貧困や不登校などの社会課題を解決するためにNPO法人ターサ・エデュケーションを設立し、子どもの可能性をフェアにすることをミッションとし、前橋市を中心に子どもたちへの教育支援活動を行ってきました。
具体的な活動内容としては、学習動画の配信や児童養護施設児童への学習支援の実施、不登校の学び場であるフリースクールの運営や当事者限定の自然体験イベントなどを開催し、300人を超える仲間たちとのべ15,000人以上の子どもたちに機会提供をはかってきました。 またメディア掲載や講演などをとおして、地域に課題理解を広げてきました。
是非詳しい活動内容は以下の各リンクからご覧ください。
NPO法人ターサ・エデュケーション https://tasa-education.com/
フリースクールこらんだむ https://www.korandom.com
ノートムービーズ https://note-movies.com/
私は約10年間福祉と税務、土木行政に携わってきました。東日本大震災のあった平成23年に高崎市役所に入庁し、児童福祉を担当するこども家庭課に配属され4年間在籍しました。主に児童手当等の支給業務を担当し、子どものいるさまざまな状況を抱えた方に対して、申請書の審査や相談などの業務に従事しました。ここで多くの母子家庭に出会ったことがNPO法人を設立するきっかけの1つになりました。
その後市民税を徴収する納税課に異動し5年間在籍しました。主に納税相談業務を担当し、多くの高齢者や若者、自営業者の納付相談業務に従事しました。生活が大変な方も少なくなく、納税できる方法を一緒に考えてきました。
そして市役所職員として最後に配属された部署が管理課でした。主に浸水対策業を担当し、大雨時に床下浸水等の被害を防ぐための聞き取りや工事の調整業務に従事しました。今まで気づかなかったインフラ整備の重要性を認識することができました。
約10年間福祉と税務、土木建設行政に携わってきました。
PTA会長として
私は職場が市外(高崎市役所)であったため、自分が住む前橋市にも貢献したいと考え、平成28年に前橋市立二之宮小学校PTA会長に就任し、2年間務めました。PTA活動では運動会や敬老集会など多くの学校行事に関わることができました。学校現場にもお邪魔することができました。また奉仕作業として年2回校庭の草むしりや校舎内の清掃も行いました。活動に関わって最も良かったことは地域の方々と交流できたこと。大変なこともありましたが、一緒に頑張ってくれる仲間がいたからこそ務めあげることができました。
上毛新聞社 オピニオン委員として
令和元年11月から上毛新聞第28期オピニオン委員として教育をテーマに7回寄稿させていただきました。不登校や施設児童の支援のあり方や自身の経験を基に紙面を通して地域にお伝えさせていただきました。
上毛新聞オピニオン
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前橋市議会議員として
私が目指してきた「子どもの教育機会の公平化」「わかりやすく頼りやすい行政組織」「社会に参画・所属する機会の提供」の3本柱でさまざまな分野について議会の場で質問・要望を実施いたしました。1つの成果として、若輩者ながら、教育支援教室等利用支援事業補助金の創設など、具体的な政策を実現することができました。
(今までの質問事項)※抜粋
- 不登校支援の方向性
- タブレット活用による教育効果
- 子育て給付金の現金給付
- 市役所職員の地域活動参画のためのボランティア休暇活用
- 子ども行政の一元化
- 未来先行投資事業
- 所有者が死亡した固定資産の対応(空き家対応)
- 町公民館へのwifi環境整備
- 市民協働条例の制定
- 自主学習グループ活動の課題
- 民生委員の成り手不足
- 生涯教育の充実
- 未整備地の草木管理
- 小型獣対策
- 公園緑地愛護会への支援
- 前橋総合運動公園の活用
- 空き家の解体補助
- 道路の堆積土砂対策
- 除草機械の貸し出し
- デマンドバスの課題と今後
- 小規模農家への支援
また、地域課題である道水路の整備や危険箇所の改修、子どものいじめや不登校に関する保護者からの相談対応にも努めてまいりました。さまざまな課題を解決していくために、多くの方々の意見や考えを聞きながら進めていくことが重要であることを改めて認識する日々でした。