市村ただみつです。
私が代表を務めるNPO法人ターサ・エデュケーションが平成27年10月より開始した、児童養護施設児童を対象とした家庭教師型学習支援の実施施設である地行園の高橋施設長より感謝状をいただきました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2年間全く実施ができておりませんでした。なぜなら 施設は子どもたちの”家”であり、施設内でクラスターが発生すれば、在籍する多くの子どもたちの帰る場所がなくなってしまうからです。
現在新型コロナウイルスも落ち着いてきたため、今年度より少しずつではありますが、再開の目処が立ってきました。
児童養護施設児童は構造の問題により、本人の能力や意志に関わらず、学習に課題を抱えているケースが少なくありません。ひきつづき児童養護施設児童へ学習をとおして、学力向上そして意欲の向上を目指し、取り組んでまいります。
前橋市においてはタイガーマスク運動により退所後の支援は充実しておりますが、退所後に健やかに育ち生きていくためには施設への支援も充実していかなければなりません。施設職員の増員や個別学習支援の充実も考えていく必要があると感じております。
今後も社会活動家として直接現場で子どもたちに向き合いながら、職員の方々の声も聞き、誰もひとりにしない社会を目指し進んでまいります。