市村ただみつです。
群馬県庁NETUGENにてNPO法人代表の立場で不登校や貧困支援についてお話させていただきました。
貧困や不登校等の課題を抱える子どもたちは心の拠り所となる存在がないことが多いことから孤立し 自己肯定感の低下や社会性、意欲を失い 、将来の社会的自立に支障が生じてしまうことが少なくありません。
そんな状況にある子どもたちに対して まず必要な支援は伴走型の支援であり、一人一人に寄り添い、信頼関係を構築し、子どもにとって心の拠り所となる存在となることです。その先に子どもたちの自立に向けた具体的な教育支援等が必要になってきます。
ただし そうした活動を展開していくために重要なNPO等の市民団体は財政的に厳しいことがほとんどであり、運営資金を寄付金や助成金に頼っていることが現状です。
その結果 当然NPO等で働く方の収入は低くなり、その人の生活自体が成立しなくなることで、離れていくことがあります。そうすれば 子どもたちの支援者はいなくなり、課題は放置されたままになってしまいます。
子どもを支援することに関する課題
その支援をする組織の経営に関する課題
この2つの課題解決を今後も真剣に考えていきたいです